オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2006年07月31日

ドジョウ捕りに行ってきました

週末日曜は前日の天気予報が外れて夏らしい快晴の天気でした。

6歳年上のアニキの友人Fくんから携帯に電話が!この人は地元の農協勤務で地元の田舎な地域の情報は事詳しい!
この前、我が家へFくんが営業で遊びに来ていた?時に(笑)、タガメを飼っているのでエサになるようなものが欲しいと伝えていたところ、ドジョウを捕まえていてくれました。

最近では天然のドジョウの姿を見ることは、この大阪府内ともなると非常に珍しくなり、中々捕まえる事は難しいのではないでしょうか。


↑もらうだけでは満足できず、その捕獲スポットへ連れて行ってもらう事に
地元でもド田舎で有名な地域にクルマを走らせ、着いた「スポット」がこの写真の水路。水路というよりはドブ?のようにも見えます。「本当にこんな汚そうなところにドジョウがいるのかな・・・」

ドジョウは水のキレイなところにしかいません。ドジョウは底に沈んでいる泥を吸って、吐いてを繰り返してエサとなりそうなものをうまく食べています。水質の影響を最も受ける泥を口にしているだけあって、水質には非常に敏感な生き物として有名です。

しかし予想に反して、少し覗き込むと、細長い生き物がウヨウヨ・・・。いっぱいいました!!ビックリです。

↑ドジョウの動きがすばしっこいので、捕獲にはちょっとしたコツがいります。
網を両手にそれぞれ持ち、片方の網でもう片方の網の方へドジョウを追いやり捕獲するようにしないと、中々捕れません。Fくんが朝から捕獲してくれてた分と併せて約20匹。十分過ぎる量です。


↑最近めっきり見る事が少なくなったアメリカザリガニ。汚い水でも生き延びる生命力の強い生き物です。タガメのエサにしようかと思いましたが、食べない事は無いでしょうが、これだけの大きさともなると、タガメがよほどお腹を空かせているか、私のエサの調達具合がピンチにならない限り、エサとして使うのはリスクが大き過ぎますね。

さすがにドジョウがいるだけあって、この水路には生き物の種類が豊富!その他にもいくつか捕獲して持ち帰り、早速タガメが待つ水槽へ入れました。


↑カエルの種類までは分からないですが、脚が生えているオタマジャクシ。個人的には苦手なジャンルです・・・。オタマジャクシなら平気ですが、脚が生えている状態となると苦手。カエルはもっと苦手なので、このオタマジャクシには申し訳ないですが、早目にタガメが仕留めてくれる事を期待しています


↑イモリも捕獲しました。爬虫類の「ヤモリ」と違って、「イモリ」は両生類。
俗に「アカハラ」と呼ばれているのは、こいつの腹が赤色と黒色のマダラだからです。
毒々しい色なので、お腹だけを見るとちょっとキモイ・・・。
でも泳いでいる姿や、愛くるしい顔など、観察していると非常にカワイイもんです。
呼吸のために水面に顔を出す時や、普段は水槽の底を歩いているのでスキが多く、タガメに捕食される可能性は高いような気がします・・・。


↑小さなフナも捕まえる事ができました。この写真では反対側が写っていないので分からないですが、反対側の目が生まれた時点での奇形の為に目がありません。片目でこの大きさまで生き抜いてきたようです。その為か、じっとしている時の姿勢も若干傾いています。


↑一気に賑やかになったタガメを中心とした水槽内の生態系。現在の住人?は以下の通り。

・タガメ♂1頭♀1頭
・サワガニ1匹(2匹タガメに喰われました・・・)
・カワヨシノボリ(ドンコ)1匹。4匹ほど既に捕食されています・・・。
・和金6匹。最も手軽に手に入るエサなので、捕食された数は一番多いです。
・ドジョウ(何ドジョウだろう・・・種類までは分からないです)20匹
・アカハライモリ1匹
・フナ1匹

自然界でタガメのいるような環境を目指してつくりました。
毎日色々な動きがあって目が離せません。  


Posted by あいる at 03:26Comments(3)

2006年07月30日

サワガニを捕食&謎の首振り行動

夕飯を食べ終え、一息したところふと水槽の様子を見に行きました。そこにはカワヨシノボリが捕食されている光景が!しかも、今日捕ってきたカワヨシノボリの中で一番型のいいやつです。

↑捕食したのはオスのタガメ。不安定なつかみ方をしたようで、魚がまだ暴れています。

小さい頃からこのヨシノボリの事を私の地域では「ドンコ」と呼んでよく捕まえにいったものです。私のおばあちゃんは「ゴリ」と呼んでいました。
おばあちゃん曰く、佃煮にすると美味しいらしいです。食べてみたいかも・・・。


↑この時点でタガメの口吻が突き刺さっており、すでに毒も回っている様子。
ピクリともしなくなっていました。
岩の周りに浮かんでいる玉状のものは金魚用の飼料です。


↑その前にオスのタガメが捕食したバッタを奪い合うサワガニ。


↑結局2匹のサワガニは仲良くバッタを半分ずつに引き千切って食べていました。


↑ドンコを捕食した1時間後、再びオスのタガメは小さなサワガニを捕食していました。
昨夜の交尾で射精した為でしょうか、今日はオスのタガメの食欲が旺盛です
赤ちゃんみたいなサワガニとはいえ、硬い甲羅に覆われているので、口吻が突き刺さらないのでは?と思いきや、サワガニの口に口吻を突き刺しそこから外部消化を始めているようでした。

甲羅がツルツルと滑るようで、持ち難そうに抱き抱えていましたが、それほど堪能するまでもなくすぐにポイっと捨てていました。そんなに食べる程の身も詰まっていないでしょうから・・・。

一通りお腹も満たされたご様子のオスのタガメ。観察していると奇妙な行動をし始めました。
その時の様子をビデオに撮影しました。

【タガメの首振り】
↑その奇妙な行動とは、首?(頭?)を取れんばかりに振り続け、お尻の呼吸用の管も出したり引いたりしています。お尻の管については水中に沈めた状態なので、この行為をしている間は呼吸していない事になります。
この行動の意味するものは何なのでしょうか・・・。どなたかお分かりになりませんでしょうか?  


Posted by あいる at 02:38Comments(3)

2006年07月29日

渓流でエサを調達

先週タガメを捕獲した場所に行こうと意気込んでいましたが、午前中から大阪はあいにくの雨模様。突然大雨になったかと思うといきなりいい天気で晴れたりとよく分からん天気です。

ここ数年、日本の天気、特に夏の天気ではその異常さが肌で感じる事ができます。
地球の温暖化については様々なニュースで取り上げられ、危機的状況にあることは周知の事と思います。

先週のテレビ番組「世界一受けたい授業」の中で取り上げられていた「気候変動+2℃の世界~今、行動を起こさないと、人類は危ない!~」というテーマでその恐怖の未来像が映し出されていました。

今日の天気なんかもそうですが、日本の夏の気候が熱帯化しているように感じます。熱帯・亜熱帯地方のスコールのような急な雨が土砂降りしたかと思うとコロッと変わっていい天気・・・。
マラリアだとか熱帯特有の風土病が着実にその侵出をしてくる事でしょうね。怖いなぁ~

さてさて、そんなわけで、天気がいい時に行く事にし、急遽予定を変更して地元近くの里山へ繰り出す事にしました。午後は幸いに晴れていたので、そこそこ楽しめました♪

渓流について早々にサワガニ達が沢山いてお出迎えしてくれました。そこらじゅうにサワガニがいました。あと、私の大の苦手のカエルくんもいっぱいいました。
今日見たのはトノサマガエル。珍しいカエルじゃないですが、気のせいかここんところはあまり見かけなくなりましたね。よく見掛けるのは家の庭にもいるアマガエル。久しぶりにトノサマガエルを見ると小さい頃に田んぼでよく捕まえたのを思い出します。

小川に網を入れて小石を揺さぶるとカワヨシノボリが沢山捕れました。全部で5匹。
写真は撮りませんでしたが、カワイイやつらです。愛嬌のある顔が好きです。

タガメのエサ用ではなく、掃除用としてサワガニも持ち帰る事にしました。


↑田んぼで捕まえたショウリョウバッタの幼虫。まだ羽が生えていませんが、そこそこの大きさになっていました。飼育ケース内で飛び回らないように大きな後ろ足を取って割り箸で挟み、オスのタガメの前で揺らすと一撃で喰い付いてきました。

バッタの体内にある残留農薬がどの程度のものなのか?どの程度の農薬摂取でタガメが死んじゃうのか分からないので、あげておいて何ですがちょっと不安です・・・。


↑サワガニくんとタガメ♀とのツーショット。サワガニくんはタガメの背中に乗り上げたりして愛嬌のある動きが面白いです。あまりにもタガメがお腹を空かせているとサワガニもエサになるんでしょうね。

さっき観察している中で、オスのタガメがフン?尿?をお尻から水中で吐き出すシーンを目撃しました。咄嗟にカメラを向けて撮影したのですが、残念ながらあまりキレイに写りませんでした。
ちょうどそのお尻の先にはサワガニくんがいたのですが、あまりの臭さに走って逃げて行くのが面白かったです。笑

一気に賑やかになった我が家の飼育ケース。これからこの小さな空間で形成される生態系の中でどのような事が起こっていくのか楽しみです。  


Posted by あいる at 18:30Comments(0)

2006年07月29日

ビオトープ

ここのところ平均睡眠時間は4時間程度です。zzz
常に眠い。結局寝たのが6時頃で、起きたのが8時半頃。

さて、タガメ夫婦はどうなったのかと、眠い目をこすりながら水槽へ。
産卵していないのかな~と水槽に置いている岩の周辺を念入りにチェックしましたが見当たりません。
もしかしたら、植物じゃないと産まないのかな・・・。模造の植物でもダメなのかも・・・。
(詳しい方、教えて下さい)

とりあえず確認出来たのはエサの金魚の死骸。メスの近くに沈んでいましたので、恐らくメスが捕食したんでしょう。

金魚を割り箸で追い掛けると、群れていた金魚達が一斉にあちこちへ散らばります。その散らばった際にたまたまタガメの前を通り過ぎるように持ち込み、捕食シーンを演出してあげると面白いです。迫力の捕食シーンを間近でかなりの確率で見る事ができます。

今朝もその演出をしてあげて捕食しました。
捕食に成功したのはまたまたメスのタガメ。本当によく喰います。

↑もう1枚写真を撮影しようとし、体を動かした瞬間に捕らえた金魚を手放して逃げてしまいました。でももう既に金魚はタガメの消化酵素で死んでいます。

もったいないので、割り箸で掴んで目の前にもっていって動かしましたが食べません・・・。
仕方なくオスの前でチラつかせるとガブっと!きました。メスの捕らえた獲物で満足してていいのか!と思いながら観察していました。^^;

撮影中に思わぬものを発見!

↑接写モードで撮影したのですが、何だか分かりますか??
そう、タニシ?淡水の貝の赤ちゃんです。

でも、おかしいなぁ~・・・。この水槽は何度も水を入れ替えてるし、しかも自然界からの持込はタガメくらいのハズなんだけど・・・。
あ、そうだ、水槽に入れてる岩の1つは家の庭から持ち込んだものです。もしかしたらそれから発生したものなのでしょうか。
それにしても自然ってスゴイ!私が造り出した人工の環境でも着実に新たな生命を発生させるのですから。

ちょっとしたビオトープのような存在になってきましたね。←大袈裟か・・・。  


Posted by あいる at 11:42Comments(0)

2006年07月29日

タガメの交尾

さぁ~て寝るかぁ~
と風呂に入ろうと思い、タガメの飼育ケースの近くを通ったところ、やっぱりその後どうなったのか気になって仕方ありません。

飼育ケースのフタを開けて覗き込むと神秘的なシーンが展開されていました。
そうです、やはり私がネット上で調べたとおり、この2匹はツガイだったんです!


↑上に覆いかぶさっている格好になっているのがオス。鎌状の前脚がピーンと伸びているのが印象的です。人間でいうところの「バビンスキー反応」でしょうか?笑
バビンスキー反応とは、性的なオーガニズムに達した時(要するにイッタ時です・・・)に、無意識の中で足の指が開いてしまう現象のことです。
性行為の中で快感を感じるのは人間だけという事を聞いた事があるのですが、本当に気持ちいいかどうかはムシにも聞いてみないとわからんハズです・・・^^;


↑更に拡大した写真。写っている岩はフェイクです。昨日産み付けられた卵はここに産み付けられていました。


↑高出力のLEDライトをフラッシュ代わりに照射していますが、全く動じません。
フタを開けたり、水面が揺れたり、振動が伝わるような事が多少あっても気にしていない様子です。


↑オスとメスの尾の先端が交差しています。交差している真ん中に白っぽいものが見えます。これが生殖器のようです。アップで写真を写そうと接写モードに切り替えてカメラを近づけようとしたのですが、角度的に厳しい・・・。これ以上近づけるとなると水槽を大きく動かす事になり、交尾を妨げそうなので、諦めました。
それに、生殖器を写されるとなると、タガメ夫婦も怒るでしょうから・・・


↑向かって左がオスで、右がメス。体の大きさが違う事からもその区別がつきやすいです。
通常、昆虫ではオスが小さく、メスが大きいというパターンは多いです。
しかも、カマキリや女郎グモ(クモは昆虫ではありませんが・・・)のように、メスが産卵の後にオスを喰っちゃうっていうケースも珍しくありません。
仲睦まじく見えるこの光景も今だけかもしれません。産卵後にはまた透明の壁で仕切りをさせてもらいましょう。共食い防止の為に。


↑ジーっと動く様子が無く時間だけが過ぎていきます。出来る事ならその後も見届けたいのですが、もう眠くて仕方ない・・・。

今でちょうどタガメが我が家にやってきて1週間。
思い返せば奇跡とも言うべき出来事の連続でした。
タガメの生息地を知っている人が身近にいた事。そして行った当日にいきなり捕獲できた事。しかも、3頭も!この時点ですでに奇跡と言っても過言じゃ~ありません。それくらいに捕獲が難しいらしいのですから。

更に卵も確認でき、飼育している2頭がツガイである事が判明し、交尾しているところまで確認できました。

夢のような1週間です。

明日(厳密には今日)はこの夢の始まりとなった地を再び訪れ、どのような場所でどのくらいの自然が残されているのかを確認し、彼らが食べていたエサを捕り、調査してみたいと思います。
前回が真夜中だっただけに、案内された場所がどんなであるかが全く分かりませんから。

さて、そろそろ寝るとしますか。早く起きないといけないので・・・zzzz  


Posted by あいる at 04:37Comments(0)

2006年07月29日

空腹のタガメは獰猛です。

2泊3日の出張から帰ってきました。
帰りの新幹線の中で実家から携帯に電話がありました。

母:「あんな~、アンタが出張中にエサの金魚がバタバタと死んでいって、10匹おったうち残ったのが1匹やわ・・・。死んだエサ与えていいもんかも分からんくて、勝手にやったら怒られると思ったからそのままにしてるけど・・・」

おぉぉ~一大事だ!!
急いで帰り、慌てて金魚を購入して帰りました!
運良く近くのホームセンターに活きの良い和金が1匹30円。10匹購入しました。
あと、金魚が全滅してしまった理由として考えられる、浄化フィルター付のエアーポンプも購入。
浄化フィルター無しの、ただのエアーポンプだけで飼育していた為に水質が急速に悪化し、死んでしまったんだと思います。
それと、模造の止まり木も追加購入。

以上を買って足早に家に到着し、早速飼育ケースの中で3日間エサを口にしていないタガメに金魚を投入しようと金魚の入った網を入れた瞬間!
な、な、何と!!タガメが水面10cmくらいをジャンプして網に飛び掛ってきました!!!
ひぇぇ~~。飢えで獰猛極まりない状態になったタガメは網の上からもお構いなしに金魚をむさぼっています・・・・。
さすがにその姿に私もゾォーっとしましたよ~。
金魚を締め付けるあの腕も、いつもより力みがあるみたいで、金魚の体がちぎれそう・・・。出血していました・・・。そんなシーンが起こるとは予想だにしていませんでした。

この飛びついて来たタガメは大きい方のタガメ。
出張中にネット上でアレコレ調べていると、観察している中で色々と気付いた特徴からもメスであると思われます。そして、もう1頭の小さい方のタガメはオスであるという事が分かりました。(といっても殆どが独断での認識です・・・

メスはこの時期だけでなく、一般的に食欲が旺盛との事です。
金魚の食事中に水槽のゴミを取ろうと指を入れた瞬間に私の指まで喰い付いてきました。。。
危ない危ない。もうちょっとでタガメに食べられるところです・・・笑


↑これは食事中にカメラを向けた時に気に障ったようで、威嚇をしているシーン。
大きな腕を更に大きく広げて「来るなら来い!食っちゃうぞ!」とも言わんばかり。殺気立っています。
おぉぉー怖わぁぁ~
今まで色々と昆虫を飼育した事ありますが、本気で怖いと思ったのはスズメバチとコイツくらいです。
さすがに里山の水辺で生態系のトップに君臨している王者なだけあります。

10分くらいでしょうか、金魚はあっという間に見るも無残な姿になっていました。
割り箸で掴むと、ペラペラ~となっていました。




↑こちらの2枚の写真は小さい方のタガメ。恐らくオスです。
メスと違い、エサを入れても飛びついてきたりしませんでした。(もちろん、私の指にも反応しません 笑)
しばらく様子を見るために数匹の金魚を放つとスグにその静寂が間違いである事を思い知らされました。
やはりメス同様に相当腹を空かせていたようです。
最初はタガメらしく、「待ちのハンター」に徹していたのですが、殺気が伝わったのか、金魚たちがうまく「射程距離」に入ってくれません。
苛立ちがこちらにも伝わるくらいになった瞬間です!タガメが金魚たちを追い掛け倒すではありませんか!そんな事もするんですね~。飼育してみないと分からんもんです。

その時の映像をビデオに収めて、今流行のYOUTUBEへアップしました。
【お腹を減らしたタガメ】

メスの方はというと、少し時間が経過して覗き込むと、次の金魚をゲットしていました!

↑とどまる事を知らない食欲。捕食された金魚の下にはさっき食べ終わった金魚の姿が・・・。
食べ放題のバイキング状態!まだまだ食べそうな勢いです。

結局この日、メスのタガメが食べた金魚は3匹。オスは1匹。

ようやく腹ごしらえもできたご様子のタガメ夫婦。お掃除しようと割り箸を突っ込んでも威嚇しなくなりました♪そのままおとなしくしててね~と思いながら掃除をしていると!と、とんでもないものを発見!!!


↑なんと、卵です!!出張で留守にしている間に産卵していました!やはり私の予想は的中!!
ただ、2つの気になる点が・・・。

1つ目、出張に出掛ける前には、まさかツガイであるとは思っていなかったので、1つの飼育ケースに仕切りを入れていたので、交尾をしている可能性は、ウチへ来てからはあり得ないという事。
ま、その代わりに、これだけ飢えていたのだと、本来であればメスがオスを食っちゃうので、仕切りで分けていたのは共食いが無かったという点では不幸中の幸いなのかもしれません。

2つ目、通常は水面から10cm程度突き出す木を入れてあげて、そこで甲羅干しや産卵する為として使うそうですが、そこまで突き出すほどのものを水槽に入れていませんでした。
2cm程度水面から突き出すフェイクの岩に産卵していたようで、エアーポンプの波で水没してしまっている状態でした。
もしかしたら腐ってるのかな・・・

本来の産卵であれば、オスが産み付けられた卵に水分をあげたりと管理をするようですが、交尾の経験が無いので「父親の自覚」なんてもんは期待できないでしょう・・・。
(詳しい方、教えて下さい!!m( _ _ )m)


そんなわけで、今更遅い!と言われるかもしれませんが、腹いっぱいでエサも豊富に入った状態なので、仕切りを外して「1つ屋根の下」で暮らして頂く事にしました♪
(共食いだけはヤメテね・・・と祈るばかりです)

「1つ屋根の下」になった途端にオスが奇妙な行動を取り出しました。
その様子もビデオに撮影し、YOUTUBEへアップしました。

【タガメがダンスをしだした!】

↑足場のしっかりした場所に止まるやいなや、突然体をしきりに上下に動かします。
延々とその行動を繰り返します。かなり大きな動作なので、水槽の水が動くほどです。
何だろう・・・。単純に考えると「求愛行動?」と思ってしまいます。

明日になってまた産卵するなんて事はあるのかな~・・・。
色々な発見があって毎日飽きまさせませんね、コイツらは!^^  


Posted by あいる at 00:09Comments(8)

2006年07月26日

黒出目金を捕食


↑出勤前に大きい方のタガメくんのエサとなった小赤。
帰宅して水槽を覘きんだところ、このようになっていました・・・。
網ですくって持ってみたところ、中身はすっかり空っぽ・・・。完全に消化しきった様子です。
余程お腹を減らしていたのでしょう。

今日は天神祭りに行ってきました。
そう、気付いたあなたはエライ!!お目当てはエサとなる金魚の確保!
「残酷!」と思う人もいると思います。うん・・・確かに残酷です。
でも、これは自然界ではごく当たり前の事なのです。
食卓に出される「ちりめんじゃこ」の1匹1匹をじっくりみて、「かわいそう・・・」と涙する人はいないと思います。(いたらゴメンなさい・・・^^;)

金魚すくいをやってみましたが、元をとれる程の成果はありませんでした・・・。
(こんなに難しかったかな~・・・)
小赤4匹と出目金1匹の合計5匹。これで500円なので、1匹100円!高い~。
出目金ちゃんは、すくった時点で既にグロッキー気味。
持ち帰った時には既にご臨終してました。チーン・・・
捨てるのも勿体無いので、割り箸でつまみ、小さい方のタガメの前でチラつかせたところ、「ガシーッん!!」と喰い付いてきました。元気がいいな~コイツは


↑なぜかお尻から口吻を突き刺しました。プルプルのお目目から行った方がタップリと吸えるのに・・・。そういうところまでは気が利かないようですね。


↑尾びれの付近がペシャンコになるまで吸い尽くしたので、ふっくらと膨らみのあるお腹へ口吻を移動。ウロコをもろともせず差し込んでいます。
タガメの口吻は二重になっているようで、突き刺す瞬間に中から鋭い針金のようなものが伸びて出てきます。グロイですね・・・^^;


↑エサの体を色々な方向から満遍なく吸い取ろうと、時折持ち方を変えています。


↑たくましい腕です。アームレスリング(腕相撲)のチャンピオンのようにムキムキですね!
これに捕まってしまうと、そうは簡単に逃げる事ができませんね。
タガメのこのたくましい腕にある爪は、他の昆虫の爪は一般に2本に対して、タガメは幼虫時代に2本だった爪が成虫になると1本が退化するのだとか。  


Posted by あいる at 02:06Comments(2)

2006年07月25日

大きい方のタガメの捕食

昨夜測定したところ、その体長が70mmもある事が分かった「大きい方」のタガメくん。
その捕食シーンはさすがに豪快です。”ガシーン!!”と音が鳴ってるんじゃないかと思える程に迫力があります。

昨日の夜あたりからこの大きい方のタガメの元気がありません。水槽を掃除するときに少し触ったのですが、小さい方と比べて反応がありません。どうしたんだろう・・・?

金魚でも食べて元気を出してもらおう!という事で夜(と言っても「夜行性」の私が寝るのは朝方・・・)に小赤を1匹放り込んでおきました。

起きてすぐに様子をみに行きましたが、手をつけていません。おかしいな・・・。
金魚はビビッのか、岩の陰にうまい具合に体をすっぽり潜めています。棒でチョイチョイとつつき、飛び出した金魚にドバぁ!と喰いついてきました!!
なぁ~んだ、この時のために温存してたんだーと一安心


腕の力が強く、金魚の体に食い込んでいました。


少しでも柔らかく、口吻を差し込みやすい場所を探す為に、口吻をしきりに這わせていました。
結局差し込んだのは目玉。この写真では分かり難いですが、注射針のような口吻の先端が目の奥にまで差し込まれていました。


数分経過した時点で既に眼球の色素までもが吸い取られているのがよく分かります。


吸い取り難くなってしまったようで、金魚を抱き直し、別の場所に口吻を差し込むところ。

元気になってくれればいいですね。元気になってくれないと、明日からの出張が不安です・・・。  


Posted by あいる at 16:01Comments(0)

2006年07月25日

タガメの身体測定

水の入れ替えをしました。
夜行性のタガメに対して、エサの金魚はぐっすりと寝込んでいましたが、水の入れ替えの為にちょっとばかり起きて頂く事に。

そのついでに2頭のタガメの体長を測定してみました。


まずはこちらが「小さい方」。頭からお尻の先っぽまでで約60mm。


次にこれが「大きい方」。こちらは頭からお尻の先っぽまで約70mm。

大きい方がちょっと元気が無い感じだったので、お腹側を見ようとした瞬間にオシッコを掛けられました。幸いにも顔面直撃や口の中に入る事は無かったのですが、肩についてしまいました。
かなり臭かった・・・。
ニオイは丁度、ゲンゴロウの尿と似ていると思います。独特の匂いです。

大きい方は我が家に来てからまだ1匹の金魚しか食べてません。そろそろお腹が減るだろうと思い、1匹だけエサを入れておいてあげました。朝起きたときにちゃんと食べてくれてるかが気掛かりです。  


Posted by あいる at 03:15Comments(0)

2006年07月24日

タガメの捕食

タガメが大きな鎌で獲物を捕まえると、すかさず口吻という針状になった口を獲物の体内に差込ます。差し込んだと同時に、外部消化を始めます。獲物のたんぱく質を分解させる為に、プロテアーゼを始めとした消化酵素を送り込むそうです。

口吻は、蚊と同じようにその先端を顕微鏡で拡大すると細かなノコギリ上の歯がついており、その歯を使って獲物の肉や血管を切り裂いて口吻を差し込んでいくようです。
タガメの口吻の歯

またプロテアーゼについて調べてみると、たんぱく質を分解する消化酵素で「プロテイン」と加水分解
(水と反応して分解する)を意味する接尾辞の「アーゼ」からつくられた造語なんだそうです。
へぇ~・・・。


朝の出勤前に放り込んでおいたエサの小赤を帰宅してから確認すると、やはり捕食された後でした。消化酵素により金魚の赤色までもが抜け切っており、白っぽくなってすっかり生気が無くなっています。


自然死した小赤とその色の違いを比較すると分かりやすいかもしれません。
上が自然死した金魚。下がタガメに捕食された金魚です。全体に色が抜けているのと、ゼラチン質が多い目の部分が比較的消化されやすかったのでしょうか、原型が無くなるまで消化されています。  


Posted by あいる at 23:13Comments(0)