2006年08月22日
タガメがコオイムシを捕食
仕事から帰ってカバンを置くなり真っ先に向かう先はタガメの飼育ケース。
お腹ペコペコのハズなのに、自分の腹具合よりも気になるのはタガメの赤ちゃん達の様子&成長具合。
幼虫用の小さな飼育ケースを覗きこむと、昨日脱皮した幼虫ではないもう一方の幼虫も脱皮していました!

↑通常、タガメを始めとしたカメムシ科の水生昆虫(カメムシ亜目-異翅亜目 Heteroptera)は5回の幼虫期を経て成虫になります。同じ水生の昆虫で馴染み深く、当ブログでも登場したトンボの幼虫ヤゴが8~14回も脱皮する(種類によって回数が異なる)事を考えればこれでも少ないようです。
それにしても、タガメの赤ちゃんもだんだん凛々しくなってきました。立派な成虫になる日が待ち遠しいです^^ /

↑脱皮した直後でも食欲は相変わらず旺盛!5令までの幼虫期間は以下の通りだそうです。
1令期間:2~3日
2令期間:3~4日
3令期間:4~6日
4令期間:6~10日
5令期間:13日以上
ウチにいる2匹のタガメの幼生がどの段階にいるのでしょうか・・・。卵から孵化させていればちゃんとカウントできているのですが、途中で捕獲してきたものなので、正確な段階がわかりません。
もし外見の特徴で何令期の幼生であるのか見分ける方法があれば、どなたか詳しい方教えて下さいm(_ _)m
さてさて、昨日に引き続き成虫のタガメ♀ですが、こちらは再び獰猛になっていました。
エサが足りていない為でしょう、恐らく。

↑成虫用の大型のエサを初めて切らしてしまってまだ1日ですが、既にタガメのイライラはピークに近づいていました。いつものように割り箸を飼育ケースに入れて死骸をつまもうとした瞬間に割り箸へ飛び掛ってきます
この極太の腕で割り箸に抱き付かれると、ちょっとやそっとでは離れてくれません。割り箸に抱き付いた際の腕の跡が残る程のパワーです。
仕方なくメダカを与えると、少しは静かになってくれました
これだけの体格で小さなメダカでは満足するわけもないですが・・・。

↑わずか5分程度でメダカ1匹分を全て消化し終わったようです。
「ポイっと!」すてるその様子に「わたしゃーまだ空腹感が満たされてないわよ~」とでも言わんばかりの素振り。
続いてメダカをもう1匹、更にもう1匹・・・・結局この夜、一晩で6匹のメダカをお召し上がりになられました
捕食している間はおとなしいもんです。写真にあるようにスジエビが顔の周りをウロウロしても気にする様子もありません。

↑6匹のメダカを捕食してもまだ空腹感が満たされていないご様子のメスのタガメ。
今日はたまたま水槽の掃除をする為に、メスのタガメ専用ケースからコオイムシ&タイコウチ(幼生)が入っている飼育ケースに一時的に入れていました。
完全にコオイムシをロックオンした様子のタガメ。コオイムシもいつもならぬ異様な殺気に包まれている雰囲気を察したようです。
タガメは通常メスが大型の場合が多く、日本にいるメスのタガメでは最大クラスでも60mm程度。最近では60mmオーバーのクラスはごく稀なんだとか。
この写真のメスのタガメは70mm近くに達するので、間違いなく国内モノでも最大クラス!写真で比較するとその異様な大きさがよく分かると思います。

↑結局次の瞬間には捕食されてしまいました・・・。ジタバタとコオイムシが空しく暴れていましたが、この盛り上がった筋骨隆々の肉体から繰り出される「ムシ離れ」したパワーの前ではやられるがまま・・・。
この状態のタガメに割り箸で色々とちょっかいを出してみましたが、微動だにしません。

↑朝方、私がベッドに入る頃には捕食されたメダカの死骸がそこら中に散らかっている始末。
大型水槽にはスジエビが30匹近くいるので、この死骸達もあっという間にスジエビが片付けてくれます。天然の掃除機といったところでしょうか。
お腹ペコペコのハズなのに、自分の腹具合よりも気になるのはタガメの赤ちゃん達の様子&成長具合。
幼虫用の小さな飼育ケースを覗きこむと、昨日脱皮した幼虫ではないもう一方の幼虫も脱皮していました!

↑通常、タガメを始めとしたカメムシ科の水生昆虫(カメムシ亜目-異翅亜目 Heteroptera)は5回の幼虫期を経て成虫になります。同じ水生の昆虫で馴染み深く、当ブログでも登場したトンボの幼虫ヤゴが8~14回も脱皮する(種類によって回数が異なる)事を考えればこれでも少ないようです。
それにしても、タガメの赤ちゃんもだんだん凛々しくなってきました。立派な成虫になる日が待ち遠しいです^^ /

↑脱皮した直後でも食欲は相変わらず旺盛!5令までの幼虫期間は以下の通りだそうです。
1令期間:2~3日
2令期間:3~4日
3令期間:4~6日
4令期間:6~10日
5令期間:13日以上
ウチにいる2匹のタガメの幼生がどの段階にいるのでしょうか・・・。卵から孵化させていればちゃんとカウントできているのですが、途中で捕獲してきたものなので、正確な段階がわかりません。
もし外見の特徴で何令期の幼生であるのか見分ける方法があれば、どなたか詳しい方教えて下さいm(_ _)m
さてさて、昨日に引き続き成虫のタガメ♀ですが、こちらは再び獰猛になっていました。
エサが足りていない為でしょう、恐らく。

↑成虫用の大型のエサを初めて切らしてしまってまだ1日ですが、既にタガメのイライラはピークに近づいていました。いつものように割り箸を飼育ケースに入れて死骸をつまもうとした瞬間に割り箸へ飛び掛ってきます

この極太の腕で割り箸に抱き付かれると、ちょっとやそっとでは離れてくれません。割り箸に抱き付いた際の腕の跡が残る程のパワーです。
仕方なくメダカを与えると、少しは静かになってくれました

これだけの体格で小さなメダカでは満足するわけもないですが・・・。

↑わずか5分程度でメダカ1匹分を全て消化し終わったようです。
「ポイっと!」すてるその様子に「わたしゃーまだ空腹感が満たされてないわよ~」とでも言わんばかりの素振り。
続いてメダカをもう1匹、更にもう1匹・・・・結局この夜、一晩で6匹のメダカをお召し上がりになられました

捕食している間はおとなしいもんです。写真にあるようにスジエビが顔の周りをウロウロしても気にする様子もありません。

↑6匹のメダカを捕食してもまだ空腹感が満たされていないご様子のメスのタガメ。
今日はたまたま水槽の掃除をする為に、メスのタガメ専用ケースからコオイムシ&タイコウチ(幼生)が入っている飼育ケースに一時的に入れていました。
完全にコオイムシをロックオンした様子のタガメ。コオイムシもいつもならぬ異様な殺気に包まれている雰囲気を察したようです。
タガメは通常メスが大型の場合が多く、日本にいるメスのタガメでは最大クラスでも60mm程度。最近では60mmオーバーのクラスはごく稀なんだとか。
この写真のメスのタガメは70mm近くに達するので、間違いなく国内モノでも最大クラス!写真で比較するとその異様な大きさがよく分かると思います。

↑結局次の瞬間には捕食されてしまいました・・・。ジタバタとコオイムシが空しく暴れていましたが、この盛り上がった筋骨隆々の肉体から繰り出される「ムシ離れ」したパワーの前ではやられるがまま・・・。
この状態のタガメに割り箸で色々とちょっかいを出してみましたが、微動だにしません。

↑朝方、私がベッドに入る頃には捕食されたメダカの死骸がそこら中に散らかっている始末。
大型水槽にはスジエビが30匹近くいるので、この死骸達もあっという間にスジエビが片付けてくれます。天然の掃除機といったところでしょうか。
Posted by あいる at 17:29│Comments(5)
この記事へのコメント
はじめまして!現在王者タガメを探し回っているtagame310と申します。
以前より、毎日拝見させていただいておりました。
年齢も同じくらいかな?と思い共感するところが多々ありました。
ちょっと気になることが・・・
今回の記事のタガメ幼生の脱皮ですが、コオイムシかと思われます・・・。
脱皮した皮には羽がありませんが、脱皮後は羽が生えていませんか?
それと、口(針)の形状が違うとも取れます。
初めての書き込みで大変失礼かと思いましたが、またタガメ捕獲熱!?を上げていただきたく書き込ませていただきました(;´▽`A``
それにしてもタガメ、デカイっす・・・( ̄∇ ̄;)
私もタガメ捕獲熱を上げて頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。
以前より、毎日拝見させていただいておりました。
年齢も同じくらいかな?と思い共感するところが多々ありました。
ちょっと気になることが・・・
今回の記事のタガメ幼生の脱皮ですが、コオイムシかと思われます・・・。
脱皮した皮には羽がありませんが、脱皮後は羽が生えていませんか?
それと、口(針)の形状が違うとも取れます。
初めての書き込みで大変失礼かと思いましたが、またタガメ捕獲熱!?を上げていただきたく書き込ませていただきました(;´▽`A``
それにしてもタガメ、デカイっす・・・( ̄∇ ̄;)
私もタガメ捕獲熱を上げて頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by tagame310 at 2006年08月22日 18:36
tagame310さん、初めましてこんにちは。
お!羽が生えてますね!なるほど~これは気付きませんでした。
これ、コオイムシならちょっとショックです・・・。勉強不足でした。
もしや・・・、もう1匹のタガメの赤ちゃんもコオイムシの幼生なんてこと無いでしょうか・・・冷汗
口吻の形状以外で、羽が生える前の段階で見分ける方法ありますでしょうか?
お!羽が生えてますね!なるほど~これは気付きませんでした。
これ、コオイムシならちょっとショックです・・・。勉強不足でした。
もしや・・・、もう1匹のタガメの赤ちゃんもコオイムシの幼生なんてこと無いでしょうか・・・冷汗
口吻の形状以外で、羽が生える前の段階で見分ける方法ありますでしょうか?
Posted by あいる at 2006年08月22日 20:23
tagame310さんの言うように、タガメじゃなく
コオイムシぽいですねぇ!口の針もそうだけど
腕の開き方が違いますね!タガメなら平行に
開くはずですけど。横から口をはさんですみません><
コオイムシぽいですねぇ!口の針もそうだけど
腕の開き方が違いますね!タガメなら平行に
開くはずですけど。横から口をはさんですみません><
Posted by アメンボ at 2006年08月22日 20:39
タガメの幼虫なら1令から小さな金魚を捕食できますが。
Posted by at 2006年08月23日 00:07
みなさん、ご指摘ありがとうございます!!
いやはや・・・ちょっと冷静に頭の中を整理しているところです。。。
タガメの幼虫を見た事が無く、お恥ずかしながら区別ができていませんでした。
これも1ついい勉強になりました。
本当にありがとうございました。
いやはや・・・ちょっと冷静に頭の中を整理しているところです。。。
タガメの幼虫を見た事が無く、お恥ずかしながら区別ができていませんでした。
これも1ついい勉強になりました。
本当にありがとうございました。
Posted by あいる at 2006年08月23日 03:50
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