2日ぶりのエサ投入

あいる

2006年07月24日 17:19

朝起きて小さい方のタガメのお腹を水槽の横から覗き込むと、ペッタンコになっていました。
この前ヤマトヌマエビを捕食してから何も食べていないので、お腹が減っている事でしょう。

今週は水曜~金曜まで出張を控えており、タガメの面倒を見ることができません。
なので、直前までに空腹を満たすだけのエサを与えてあげねばなりません。

ヤマトヌマエビは私のお気に入りなので、エサにするのは少し忍びないのも事実です。しかも小赤と比べて値段が高い!ヤマトヌマエビは1匹98円もしましたから。
あのコミカルな動きがカワイイです。金魚の食べ残しも片付けてくれるので重宝します。
そんなエビくんですが、タガメを見てビックリしたのか、突然の脱皮。前触れがあったのかもしれませんが、気付きませんでした。
てっきり1匹死んだのかと思いましたよ・・・^^;

「小さい方」、「大きい方」と呼び分けていますが、一体どの程度の大きさなのか、まだ正確な体長は測定していませんが、一つの目安となる写真を撮影しました。


こちらが「大きい方」です。横に写っている携帯電話と比較するとその大きさの想像がつき易いと思います。デカイです・・・。


これが「小さい方」。小さいといっても多分これで標準くらいじゃないでしょうか。3頭捕獲した時に1頭逃がしましたが、その逃がしたものもこれと同じくらいの大きさでした。

小さい方はハンターとしてはまだ未熟。エサの金魚を取り逃がす事がしばしば。一方大きい方は狙った獲物は逃しません。その違いなのでしょうか、体格にこれだけの差が出るのは・・・。

タガメは本来「待ちのハンター」なのだそうですが、本当に空腹な時にはせっせとエサを追い回す時もあるようです。
たかが「ムシ」と侮っていましたが、タガメは本能でエサの行動パターンを読んでいるような動きをみせます。水槽の中でエサの小赤がタガメと反対側に逃げ、ある一定のところを行ったり来たり。タガメはその行動を沢山の目が集まった複眼でジーっと見詰めています。
そして、ゆっくりとその行ったり来たりする「道」の途中となりそうな場所にそーっとポジション取りをし、その時が来るのを待ちます。
つまり、ある程度考えてその行動になっているような気がしてならないのです。「ムシ」にそんな思考回路が搭載されているのか詳しい事は分かりませんが、そう見えてしまうのです。


小赤を狙う「小さい方」のタガメ。角度的に不利そうな場所にいますが、その複眼がターゲットを確実に捉えています。


あと1歩踏み込めば確実にタガメの射程距離内に入ります。この勝負は小赤に軍配があがりました。

簡単に入手できる金魚ばかりではなく、栄養のバランス?も考えて、ある程度与えるエサのバリエーションを増やさないといけないそうです。こりゃー大変だー・・・

残留農薬の危険性が少ない場所に行ってバッタ類やコオロギなども捕獲してこなければなりませんね。手の掛かる子ほどカワイイもんです。
早く家に帰ってエサをちゃんと食べたかどうか確認したいです。