タガメが木の上で食事

あいる

2006年09月08日 19:28

会社から帰ると、食事よりも先に、真っ先にタガメのいる飼育ケースに向かっています。
特に中の状態を確認せずにケースのフタを開けるのですが、昨日はビックリしました


↑フタを開けてもタガメの姿が無い!と思ってよく中を見渡すとスグ目の前の木によじ登ってドジョウを捕食していました。


↑タガメが陸上でもコオロギやバッタ、場合によってはネズミなどの小さな哺乳類までも捕食するという事を聞いた事があります。
今回は陸上でハンティングしたわけじゃなく、水中で捕まえたドジョウを木の上まで持ってきてチューチューとしているのですが、フタを開けてすぐにこの光景が間近にあったので、ビックリしました。


↑この時点では、まだドジョウがピクピクと動いていたので、ついさっき捕まえたばかりだったんでしょうね。タガメとて、たまには食事する場所を気分転換したいのかもしれませんね!笑


↑タイコウチと並べて体格を比較してみました。
タガメはさっき食事が終わったばかりで満腹なので、タイコウチを襲う事はありません。
タイコウチは割り箸でつかんだり、突付くと「私は枯れ木ですよ~」と言わんばかりに擬態して動かなくなります。その変わり様が可愛らしいです。


↑タイコウチがスジエビを捕食したので、口元を中心に撮影してみました。
この程度のエビの大きさであれば、いくら甲殻類だとは言っても対して硬い甲羅でもなく、普通に口吻が突き刺さるようです。


↑無色透明に近い体色のスジエビがプロテアーゼとの反応によりエビ独特の赤色に変化していく様子が見て取れます。
今回写真が比較的キレイに撮れたので、口吻の先がエビの体内に深く突き刺さっている様子がうまく写し出されていると思います。


↑朝起きてタガメの様子を見に行くと、止まり木で甲羅干ししているタガメの様子が確認できました。常に水中にいるイメージのタガメですが、たまに甲羅干しを楽しむんだそうです。


↑何かの悟りの境地にでも達したかのように、その大きな鎌状の前脚も微動だにせず瞑想しているようにも見えます。